●●●3・Cagnes-sur-Mer 2004.12.19●●●
ヨウコは、画家の中で一番ルノワールが好きです。彼の絵は、印象派好きな日本人にすごく好まれる傾向があるから、大勢の中のひとりになりたくないけど、でもヨウコはルノワールが大好きです。彼以上に、あんなに人を温かく、優しく描ける画家はいないと思います。カーニュシュルメールは、ニースとアンティーブの間にあるので、アンティーブの帰りに、このルノワールが生涯を終えたアトリエを訪れることにしました。
 ルノワールの家までは、町に看板がなく、ちょっと迷ったけれど、やっとサインを見つけました。
 アトリエは丘の上にあるので、どんどん坂をのぼります。
 ルノワールと名付けられたこの道には、豪邸ばかりが建っていました。
 トモコがすっごく気に入ったおうち。そういえば、この辺に住んでいる人々は、もしかしたら彼の隣人だったかもしれませんね。
 道の左側には緑色の門があって、どうやらルノワールの家らしいけど、閉まっていました。
※そして、なにやら張り紙発見。なんと、12月中旬から1月中旬まで閉館!涙出そうでした。せっかくアンティーブを急いで切り上げたのに!!でもとりあえず、もうちょっと坂を登ってみることに。
 すると看板があり、門が開いていたので入ってみました。
 素敵なお庭ぁ。
 なにかおうちが見えます。物語に出てきそうな場面じゃないですか。
 ふしぎなおうちは、ルノワールの家のための併設ブティックでした。
※ブティックのおじさんに、この閉館はノエルのヴァカンスのためなのかと聞くと、ただ今年だけ工事のため閉館している、ということがわかりました。うーん、なんともついてないですね。(でもフランスってほんと、いつでもどこでも何か工事してますよね。あまりにそれが頻繁なので、観光客をまた来させるための作戦なのか、って思っちゃいます。)
 ルノワールのお庭は、とにかくでかかったです。閉館中なのに、庭を散歩する地元の人たちがちらほら見えました。沈む夕陽を、ルノワールの丘から眺めましょう。
 看板に沿っていくと、ルノワールの家が。
 これが、レ・コレット(小さな丘)と呼ばれているルノワールの家です。
 彼は、リューマチに冒されながらその生涯が尽きるまで、ここで絵筆を握り続けました。
 閉館のためアトリエの中には入れなかったけど、このおうちが見れただけでも十分。
 彼が、庭や海を見るために車いすで出てきた、このベランダに立てるだけでも十分。
 彼はここでこうやって、海を眺めていたのかな。何を思っていたのかな。
 庭には、オリーブやみかんの木が生い茂ってます。樹齢数百年の木もあるとか。
 ルノワールの庭は、とにかく広かったです。この土地は約2万5000uもあるとか。
 遠くに、鷲の巣村オ・ド・カーニュが見えます。
 その丘の頂上には、地中海近代美術館やオリーブ博物館がある、グリマルディ城が。
 庭に生い茂るオリーブの木たち。日が暮れると、ヨウコとトモコのコートダジュールの旅・1日目の終焉はもう間近。
コートダジュールの旅のつづきはこちら→4・グラース
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