+ヨウコのエクス留学記+



●●●Septembre●●● 

留学1ヶ月目



9月1日(水)
 パリからエクスのTGVでは、ギターを持った青年に出会いました。彼は私の大量の荷物を運ぶのをすごく親切に手伝ってくれ、しかも席が隣だったからいろいろしゃべりました。だから3時間の旅はあっという間で、すぐにエクサンプロヴァンスに着きました。駅では彼のお姉さんにも会い、なんとお父さんが車でヨウコを寮まで送ってくれました。初めてのヨーロッパで、しかも今日から留学が始まるだけあって、とっても心細かったヨウコにとってこれはすごくうれしかったです。しかも大学からの説明はシンプルすぎて、TGVの駅から街までバスで20分くらいかかる上、どうやって寮に行っていいかさえわからなかったので、ますますありがたかったです。こういう突然の出会いに、神様に感謝。

 寮ではまず、受け付けに30分くらい並び、部屋決めに20分くらい並びました。その列には実にさまざまな人種がいて、それだけでこれから始まる留学生活にワクワクしました。ヨウコは並びながら、これからしゃべることを辞書で調べたりしてました。パリで、英語をちょっとでもしゃべると冷たくされた経験があったから、絶対にこの寮では英語に頼らないぞ、と思ってた。3ヶ月分の家賃を払い、冷蔵庫がいるか聞かれ、そして部屋は5階か1階かと聞かれたため、1階って答えたら、なんと日本で言う2階の、しかも男子寮だったんです!そうか、日本で言う1階は、こっちではGroundFloorだったんだった!まぁ2階でもいいけど、でも5階だったら女子寮だったみたいだから、かなり凹んだ。でもこの男子寮の2階には、女の子もたくさんいたので安心した。しっかし、この寮はでかい!たぶん1000人以上はいるんじゃないかな。

 ところで部屋は、想像できる限りの悪さでした。ドアを開いた瞬間、えっ・・・と思いました。まず、大学からのレターに書かれていたことによると、部屋にキッチンはもちろん、トイレ、シャワー、電話があると思ってたんです。でもヨウコの目に入るものと言ったら、小さな部屋、机、いす2つ、壊れかけた窓、変なカバーがかかったベッドと長枕、扉の片方はずれたクローゼット、洗面台、そしてなぜかビデ・・・。待って、キッチンとトイレは??ってかさっき申し込んだ冷蔵庫もどこ??すごーーく嫌な予感が。

 さっき部屋に案内してくれたイタリア人の男の子が、まずキッチンに連れていってくれた。キッチンは50人が住んでいる階に1部屋だけ、しかもコンロは4つだけ。そして冷蔵庫は・・・普通の家にありそうな冷蔵庫が3つ並んでいて、扉をあけると、なんとまたその中が8つに分かれていて、一つひとつに鍵がついていました。サイズで言うとB5版くらい。これから先が不安になった。しかも悲劇はこれだけじゃ終わらなかったんです。トイレは男女共同で、しかも便座がない!きたない!ペーパーも毎回持参!あぁ、ショックの連続。

 
 そんなヨウコを、イタリアン君は親切にも街まで案内してくれると言いました。まぁ一人では迷うだろうから、ありがたくお言葉に乗ることにしました。寮から中心街(centre ville)は思ったより遠く、歩いて30分くらいかかった。彼はとても優しく、駅の場所、大学の方面、郵便局、学生が利用するこの辺りで一番安いスーパー、観光案内所などを事細かく教えてくれた。そしてエクスのシンボル、ロトンドと呼ばれる噴水を見ました。

 それから彼は、街で一番大きな通りであるミラボー通りに連れていってくれて、バイバイしました。

市役所前の広場↓



 その後、ひとりでネットカフェを探して歩いたら、大失敗しました。このエクサンプロヴァンスという街は、古い建物が好きなように建っていて、狭い石畳の道はくねくね曲がり放題で、いくら地図の読めるヨウコでもお手上げでした。しかもフランス人に道を尋ねるのが間違ってたんです。みんな、知らないとは言いたくないのか、適当にあちらこちら指を指すんです。彼らを信じたヨウコがいけなかったのか、ゆうに1時間はネットカフェ探しに費やしてしまいました。結局最初に自分で見つけたネットカフェに入ってみると、そこで日本人2人に出会い、さっそく友達になれました。彼らは、もう1年もエクスに住むベテランさんでした。その1人、エクスでパティシエをやってるパティ君は、その後ヨウコをこの辺で一番安いスーパーまで連れていってくれました。

 帰りは、その安いスーパーで食料品を買い込み、帰り道もなんとか方向感覚の良さでばっちし寮に帰れました。夜さっきのイタリア人が友達と飲みに行くからと早速誘ってくれたけど断って、スーツケースを開け、クローゼットに服などしまってみた。すると、どうしようもなくて泣きそうだった部屋が、なんとか、なんとかなりそうに思えた。布団も、シーツも、カーテンもない部屋だけど・・・。

 

9月2日(木) 

今日は早速だけど、イタリアン君が大学に連れてってくれると言ったので、またお言葉に甘えることにした。ってかこの寮は、ヨウコの行くプロヴァンス大学エクス=マルセイユ第1校の学生だけでなく、他の大学や語学学校に行く人も住んでいる、街の学生寮でした。このエクスには、全部で4つあるみたいだった。大学までは結構遠くて30分以上歩いた。彼は、来週始まる語学学校の機関と、国際センター、そして私の所属する芸術史学部の部屋を教えてくれた。だけど12時だったので、どこも開いていませんでした・・。

 ヨウコはとにかく、どこか頼りにできる誰か、どこかが欲しかった。大学からの交換留学とはいえ、頼りになるものが何もなかったからだ。寮は、ただの寮でしかなく、きっとこの、語学学校の機関か、国際センターに行けば、自分がいつどこに行けばいいか、何か手がかりがつかめると思った。だから明日朝、もう1度来る事にした。

 大学を後にして、今度は彼は、昨日行った中心街までの道を教えてくれました。これもちょっと距離があった。街では、BNPという銀行に行って早速口座を開きました。その後monoprixというスーパーに行きました。食器などキッチンまわりのものを揃えた。あそこで料理するのか、と考えるだけで嫌になったけど・・・。

 ところで寮には、日本人がたくさんいて驚きました。たぶん昨日からの2日間で10人くらい出会ったと思う。皆大学から2人ずつ来てる交換留学生で、すごくいい人ばかりで、これから協力し合える仲間がいることをうれしく思った。寮↓

 

9月3日(金)

 さぁ昨日のリベンジ、もう1回大学に足を運んだ。まず、語学学校の機関に行ったら、なんか日本人がコースに登録されてない、とかいうトラブルが起きてて、国際センターに行かされた。そこでは、留学が決まってからずっと連絡を取り合ってた唯一の女性、アミラさんに出会えてすごく安心した。で日本人5人くらいを登録できたらしく、ヨウコはまたまた安心した。それからヨウコは、寮にいる日本人皆が、今日の午後語学学校のテストがあると言っていたのですごく不安だったんだけど、でも違う語学学校だったらしく、ほっとした。留学前に、情報があまりにも少なすぎたせいだ。

 その後、バスで行くでっかいショッピングセンターがあるって聞いてたのでそこに行くことにした。とにかく、布団が欲しかったのだ。夜布団なしで寝るのは寒いし、さみしかったから。でもこの街では何十種類ものバスが出てるので、そのショッピングセンターがどのバスか全くわからなかった。誰かに聞こうかとも思ったけど、そのショッピングセンターの名前も思い出せないのでだめだと思い、一昨日ネットカフェで知り合ったチーちゃんに、電話で聞くことにした。チーちゃんは、こんなずうずうしいヨウコの質問にも超優しく答えてくれ、16番のバスに乗ることができた。

 “カルフール”。とってもでかくて驚きました。とりあえず、布団とシーツをGET。あとは食料品選びをENJOYし、帰りのバスにもスムーズに乗れた。寮に戻ってからは2時間くらい部屋の整頓に燃えた。

 夜は、寮で出会った日本人5人でcentre villeのBARへ。そして2次会はレストラン。迷路のような街を歩いて見つけたそのレストランは、すごく良かった。14ユーロのコースで、質も量も満足できた。寮に帰ってからもトークは続き、3時間くらい話した。寮にいると、誰やかれや訪問してきて、一人の時間があまり持てないということに気づいた。

 

9月4日(土)

 今日は、電車で知り合ったニコラと、そのお姉ちゃんキャロリンが寮に遊びに来てくれ、彼女の車で町へ。食器類を買うのを手伝ってくれました。(ホントは携帯を買うのを手伝ってくれる予定だったんだけど、滞在許可証という面倒なものが必要なため、まだ買えないのでした・・)昼はおしゃれなクレペリーへ。こちらではクレープをメインの食事として食べる。ここでも、サレと呼ばれる肉や野菜が入ったメインをひとつと、果物系のデザートをひとつの、二つを選ぶメニューだった。下は二つともメイン。

クレープが大好きのヨウコにはたまらなく幸せだった。

1792年に開業の超老舗カフェ、「レ・ドゥ・ギャルソン」。セザンヌ、ゾラがここで座っていたなんて!

午後はトランペットが無性に吹きたくなり、寮に音楽室があると聞いていたので、2時間吹きまくった。いや音楽室っていっても、防音のため(?)に紙の卵パックが敷き詰められてるだけの部屋ですけど。

ところで、寮だけど。ホント最悪だと思ってた。部屋は、服とか入れたらなんとか大丈夫になったけど、キッチンや、男女共同の便座なしトイレや、シャワーには耐えられなかった。もう1人で町で暮らそうとも思った。まだここに来て4日。あと1年を、このキャンプ場みたいなところで過ごすのは気が重かった。でも、彼氏のおかげで開き直れることができた。ヨウコはこのくらいの不便を経験しなければいけないんだ、とぐさっと言ってくれた。よし、やってやろうじゃないか、って気になった。私はずっとずっと、日本という、世界でもとても綺麗で便利な場所で生まれ、そして生きてきた。将来アフリカの夢があるなら、これくらいやれなきゃだめだ、と思った。水があるだけ、感謝しなきゃ。キッチン、トイレ、シャワーがあることに感謝。便利な生活なら、どれだけでもできる。1年、がんばろう。

 

9月5日(日)

フランスの日曜日は、全てがお休みの日だ。店という店が全部閉まる。バスもない。掃除、洗濯、勉強くらいしかすることがない。

ところで、洗濯。洗うのに、2ユーロ50セント。1回約350円、高い・・。夜は日本人の友達と映画に。すごい色でビックリした。『華氏911』を見たのだが、回転が速すぎてさっぱりわからなかった。ブッシュがおもしろおかしい時に、周りのフランス人が爆笑していたことしかわからなかった。日本語で絶対に見たいっ!

夜のロトンド。

 

9月6日(月)

大学前の3週間の語学研修が今日から始まるのだが午後からなので、朝は町で買い物しました。前友達に聞いた1.5ユーロのピザを食べて、安くておいしいのに感動した。

語学研修ではテストして、自己紹介するだけで終わった。クラスは全員で15人くらいで、ドイツ人、スペイン人が多かった。先生は音楽好きのいいおじさんって感じの人だった。その後は友達とハーゲン行って、久しぶりに幸せ感じた。今日買ったキャンドル。こっちはとっても安いんです。

 

9月7日(火)

今まで大学まで歩いて行っていたんですけど、徒歩30分はきついのでバスで行くことに。しかし、エクスのバスがややこしいため、ヨウコと友達は、語学学校2日目にして大遅刻する羽目になる。寮から大学までは、ロトンドの噴水のところにあるバスターミナルで、バスを乗り換えなければならないんです。で、大学までは6番と聞いていたので6番に乗ったら、反対方向へ行ってしまったの!こちらでは線の端から端までを同じ番号で表し、例えば6の西地点→ロトンド→東地点も6で、東地点→ロトンド→西地点も6と言うのです。なんてややこしいのっ!だからこちらでは行き先をしっかり見なきゃいけないんですね・・。というわけで、二人は1時間も遅刻。

授業は、もう日本でやった間接話法とか文法をひたすらやってて、結構つまらなかった。他の生徒、スペインやイタリアから来た生徒は、文法を全くやってないのに、私達よりしゃべれるんですね。何で日本での教育は、文法重視なんでしょう。ヨウコはこちらでは、まったく会話ができないので、会話をやってほしかったです。

午後は悩んだ末、バスの1年間有効定期を買い(135ユーロで安いんです)、でまたカルフールへ行き、生活用品を揃えた。ちゃくちゃくと落ち着いてきてます。

大学の図書館への道↓

 

9月8日(水)

朝、寮の近くで毎週月曜、水曜、金曜、日曜に行われるマルシェ(市場)に行った。寮の近くはそんなに栄えてないので、街のマルシェに比べたらごく小さなものだろうけど、野菜、果物はたくさんあって品揃えはとてもよかった。

ヨウコはどうしてもカーテンが欲しかった。部屋は2階なので着替えたりすると、道から見えそうだったからだ。レースを2メートル、3ユーロで買うことができた。シーツをひまわり柄にしたので、カーテンもひまわりがあってうれしかった。その後、窓に取り付けるため日曜大工の店へ行き、レールと棒を購入。10円のナプキンを敷き詰めたり、お菓子の箱にテーピングしたり、工作に励むヨウコ。いい感じな部屋になってきました。

 

9月10日(金)

そういえば、毎朝9時前にロトンドに行くと、新聞がもらえます。ヨウコは結構このサービスが好きです。マルセイユ発行の新聞だけど、世界のニュースや経済、映画やテレビなど文化ものもいろいろ充実してます。ロトンドのバス停で配ってるお兄さん↓

そういえば、またご飯としてクレープを食べちゃいました。おいしかったです。↓

このお店です。↓

そういえば、寮にいると、いろんな人に出会います。たまたまランドリーの場所を聞かれ答えたら仲良くなっちゃいました。ドイツ人の男の子と女の子。で今から車でマルセイユ近くまで買い物に行くから一緒に行こうと誘ってくれました。もう1人のドイツ人の男の子の運転で、50分くらい行って、超でかい(カルフールとは比べれないほどの)ショッピングセンターに着いた。閉店の9時までいろいろ周って、帰りにみんなでマックして楽しかった。こういう出会いに感謝。

 

9月11日(土)〜9月12日(日)アルルへ旅行。+Arles+参照してね☆

 

9月16日(木)

今日はおいしいケバブの店を教えてもらった!こちらではシャワルマと呼ばれてるのを頼みました。久々のヒット!(これから週1でこのシャワルマさんにお世話になるとは、この時はまだ知りません。)

映画、2回目見に行きました。ターミナルです。ヨウコは空港で将来働きたいだけに、空港が舞台の映画なんて、しかもスピルバーグが監督、しかもトムハンクスだけでなく、キャサリンゼタジョーンズも出てるとなると、見ないわけには絶対にいかないので、とっても楽しみにしてました。当たりました。こんなにコメディだとは思ってませんでしたが。ただ、トムハンクスがフランス語をまったくしゃべれない役なだけ、言葉の通じないもどかしさなど、今の自分にあてはめれて、すっごいウケました。フランス語に吹き替えじゃなかったら、たぶんこんなに涙が出るほど笑えなかったと思う。しかもジャズもちょこっと含まれてて、空港、語学、ジャズ、となんてヨウコにぴったりすぎて、こわくなりました。日本帰ったら、DVD買いたいです。

 

9月17日(金)〜9月19日(日)ニームへ旅行。+Nimes+参照してね☆

 

9月24日(金)

今日は、なんだかんだで早く過ぎてしまった語学研修の最終日だった。ヨウコのいたクラスは、一番レベルの低いクラスだったのだが(そのせいか?)、どこのクラスよりもまとまってました。休憩時間も皆でカフェテリアでしゃべったり、昼ご飯も一緒にレストランへ行ったりした。だからもう今日で、このみんなに会えなくなると思うと悲しかった。夜は先生が皆で食事を、と企画してくれた。プロヴァンスのレストランが予約できなかったようなので、なぜかタイ料理レストランだったが、まぁまぁおいしかった。カニチャーハンとか、ウーロン茶とかもらえてうれしかった。食事会の後も皆でバー行った。1時過ぎまでしゃべってた。で寮に帰ってからも、友達と朝までしゃべり、・・

9月25日(土)

・・今日はマルセイユに朝から行くつもりだったのに、昨日のせいで昼まで寝てしまった。マルセイユにはエクスから10分おきにバスが出ていた。4ユーロ強で行けた。アルルやニームに行くのにいつもマルセイユを通り越していたので、今日はヨウコにとって、マルセイユは初だった。港に感動。

久しぶりに都会に来た気分。マルセイユは治安が悪くて有名なだけあって、歩いていても、人、人、人、で、いつスられるかわからなくて怖かった。友達の買い物についてきただけなので、ヨウコは雰囲気を楽しむ。ところが、フランスはアクセサリーが安い!日本じゃ3倍くらいしそうなピアスやネックレスを購入。途中、路上ライブしてたスペイン風な曲を演奏してるバンドに感動。トランペット吹いてた男の子がめちゃめちゃかっこよくて惚れた。友達の買い物中、ヨウコはひとりで1時間くらいずっと聴き入っちゃってました。

 

9月27日(月)から一週間は授業見学、授業登録に振り回されました。

フランス人は、働かない。日本みたいに、シラバスの分厚い本を配ってはくれません。だから生徒は皆、取りたい授業の学科の部屋にいちいち行かなければならないんです。廊下の掲示板にも何も情報が貼ってなくて・・。しかも学科の部屋は、たいてい9時から11時までしか開いてないんです!しかも水曜は休みだったりして。で、しかも一つの学科でいつも30人くらい並んでるんです。だから9時に学校行っても、その日にしたことと言えば、1時間近く並んで、「インターネットで、学科のサイトを調べなさい」という言葉を聞くだけ・・。だったら、サイトのアドレスを、外の掲示板に貼っておいてくれればいいのに!

フランス人は、適当である。いつもいつも、”On verra”(もうちょっと様子見てみましょう)っていって話を終わらす。27日から授業が始まるって書いてあったのに、結局来週に延期になったって紙が貼ってあったり、教室に行っても教授が休みです、ってなったり。部屋の閉まる10分前に行ったのに、もう終わったわ、って勝手に昼休み入ったり。オーケストラの見学に行きたかったから、3つくらい、わざわざ足を運んだのにやってなかったり。

授業登録なんて最悪です。日本だったら、インターネットで取りたい授業をクリックするだけで終わったのに、こちらでは、一つ一つの科目の登録のために、ひとつの教室に100人近くが並ぶんです。例えば英語の授業の登録のため、ヨウコは13時になってたので12時50分に行ったら既に50人近くいて、で13時になっても部屋は開かず、先生たちは10分くらい遅刻して準備をのんびりして、結局開いたのは13時50分だったんです!1時間かけて、やっとひとつを登録できたんです。なんでこんなマニュアルな方法をとってるのか、すごく疑問です。フランス人の生徒たちもうんざりしてるって言ってましたけど。

そんなこんなで、来る日も来る日も、時間割とにらめっこって感じでした。ヨウコが登録できる授業は5つまでなんだけど、とりあえず、どの授業がいいかわからないので、朝の8時から夜の8時まで、休憩なしに出れる全ての授業に参加し、一週間で20以上行きました。こっちって、日本みたいに、ひとつの授業が1時間半って決まってなく、1時間だったり、3時間だったり、4時間だったりするので、始まる時間もばらばらで、すごくややこしいです。

 

9月30日(金)

寮の近くに図書館があるって聞いてたので、行ってみました。こんなにかわいい入り口↓フランスって、なんでもアリな感じですごく好き。日本みたいに、□の中だけじゃない。

今日は初めての中国語の授業。しかも中級クラス!ヨウコは日本で1年やったので、こっちの1年生の授業行ったら、なんと漢字の書き方、ハネ、とか、トメ、とかやってたのでちょっと簡単すぎるので(笑)、中級にしたのです。だけど、行ってみると、中級はないって言うんです!悩んだけど、内容みたら、なんとか頑張れば、ついていけそうだったし、生徒は全部で10人くらいで皆いい感じだったので、やることにしました。・・・でも、ヨウコが甘かったです。フランス人たち、2年しかやってないっていうのに、ピンイン(中国語の読み方)がまったくないのをすらすら読んでいるんです!焦りました。会話もぺらぺらです。日本だったら、漢字を書いて字から覚える教育ですけど、やはりこっちは会話重視。文字じゃなく、音です。だからヨウコは、彼らが何を言ってるかもさっぱりわかりませんでした。しかもフランス語と中国語、どっちをしゃべってるか区別がつかないときもあり、頭の中がぐちゃぐちゃになり泣きそうでした。でも、簡単なクラス行くよりも、難しい環境にいた方が、嫌でも伸びると思ったので続けることにしました。

夜は、エクスに来てからもう3つ目の映画、コラテラル見てきました。ヴァイオレンスだとは聞いてたけど、ここまで怖いとは思ってませんでした。ヨウコは怖いのがとても苦手な方です。ヤバかったです。目を覆う部分多々あり。あまりに怖くて途中出たかったけど、最後見ないとドキドキなので耐えてました。でも怖かったけど、映画自体のできはとても良かったと思います。ただ、大好きなトムクルーズがフランス語をしゃべってるのが許せなかったです。彼の、彼自身の言葉が聞きたかったです。フランス語は、全くわかりませんでした。だから終わった後、フランス語のわかる友達に内容を聞きまくりました。寮帰ってからは、まだ余韻で怖くて眠れなかったので、友達と朝までしゃべりました。

 

●留学1ヶ月目終わり●